万博を開催するぞって話が出た時は、確か批判的な意見だったと思う。そんな経済的に苦しいさなか、世界に見栄を張ってどうすんだっていう何故か上から目線の貧困層…
だけど、とある切っ掛けでチケットが手に入り、一度は行けるということになって、事前に情報収集の為に主人が動画を観はじめたあたりから、横目でチラリと眺めつつ、「何か面白そう… ていうかせっかく行くなら楽しまないと損だよな」っていう考え方にシフトしていった。
実際、足を運んでみて正解だった。
わたしたちが訪れた時期は、まさに世間の皆様の万博への関心が高まっていっている頃で、予約優先パビリオンへはまったく予約が取れず、現地へ着いて最低3~40分は並ばなければならなかったので(今はもっと掛かる)、初回はとにかく万博とはこういうものだっていう雰囲気を味わうことに集中した。
多少の日除けにはなるが雨除けにならない大屋根リング、だだっ広い敷地…とかく歩かされるが、見渡せば普段の街並みでは目にすることのない風変わりな建物が並び、ここは大阪の夢洲であり海外じゃないけど、海外旅行へ来たような、フワフワした気分になった。海外行ったことないけどね。
ひときわ目に着く「フランス」のパビリオン。物凄い行列で、大屋根リングの下のほうにまで連なっていた。何時間待ちになるんだろう…
レストランはまぁまぁ並ぶけれど、キッチンカーや屋台は割とすんなり購入できた。歩いてると小腹がすくので、ピザとデザート、カツサンドなどなど、軽食をいただいた。思った以上に美味しかった。ピザは焼き立てではなく焼いてあったものを渡されたため、冷たく硬くなっていたのが残念だった。
あと、「未来の都市」パビリオンにて、未来のコンバイン? バインダー? にドヤ顔で乗っかっている「みゃくみゃく」君を目にしたあたりから、あれだけ気持ち悪いとか言っていたのに可愛らしく見えてきた不思議。
また、1乗車400円はかかるが、外周バス「e Mover」は便利だなと思った。
西ゲートを抜けたフューチャーライフゾーンまで足を運んだ我々が、また元の道を戻るにはちとキツイ…となったときに、ゆったりと海や大屋根リングの外側を眺めながら東ゲート付近まで乗せてってくれたので、体力が温存できたし。単にわたしが乗り物好きっていうのも理由としてあるんだけれど。
ただ、トイレの構造が分かりにくかったり、不可解な建造物?もあったのと、
このエリアは本当によくわからなかったなぁ。足元とられてコケそうになったので、皆さんも注意してね。
他の写真はまた今度、アルバムに載せます。