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色々と言葉に表すまでに時間を要し心境も変化してしまったため、記事にするか悩んだけど…吐き出すためだけに書く。

所用で家族が集まる機会があり、その前日に実家へ行ったとき、しばらく母と談笑していた。そこで、何の話の流れかは忘れたが
「お母さんは母親失格だから」
という台詞を、ボソッと母が呟いた。

そういえば最近それよく言ってるなぁと、何か妙にモヤッとしつつ、失格かどうかはわからないっていう反応をわたしはしたんじゃないかな。まぁ、実際わたしは親になったことがないので、“母親”の立場での心境を語ることはできないし。

けれど、心のどこかで引っかかったまま、今に至る…

過去ブログを遡ってみると、母との確執について触れている記事がいくつかあり、わたしは母を赦すことができないでいる、とかなんとか書いていたと思う。しかも、多少、ちょっとしたことで言い合いになった時に過去のことを引き合いに出してしまうこともあったが、そのたびに母は
「昔は昔、今は今。何を今さら」
というスタンスだったため、いつも歯がゆい思いを抱いていた。

ただ、わたしも散々母に迷惑をかけてきたし、人のこと言えない。それにここ数年は距離を保って接してきたからか、だいぶ蟠りもとけていて、この年齢まで来たら、先のことを鑑みて、赦す赦さないという感情は水には流せなくても、心の奥底にとどめておこうって思い始めてた。

でも、無意識のうちに、何らかの圧が出てたんやろうかなぁ? 母の上記の言葉は
「もうわたしも長くないし これ以上責めないで」
っていう意味で言ってるんじゃないかという気がしてならなくて。デンさんに心境を伝えたら、
「そんな都合のいいことを」
と、わたしの肩を持ってくれたけども。

若いときに、もっと本音でぶつかり合っていたら良かったよ。で、母親失格だと呟いた母に、気の利いた言葉が出てこなかった自分を恥じた。これから両親には心穏やかに過ごしていただきたいので、もうネガティブな話はよそうと思う。

カテゴリー: 家族

kitsugin

・40代、とりあえず既婚、子なし ・関西在住 ・一日の8割はボーっとしています ・飽き性で凝り性(バランス悪い…) ・文鳥を愛でているときが一番幸せ ・どこかの企業で派遣で働かせていただいています。  ←どっかの学校で講師アシスタントしてました